傷病手当金受給中の転職活動
大前提として、傷病手当金を受給しているということは、病気やケガを治すことが仕事だと考えてください。まずは、しっかり病気やケガを治しましょう。
しかし、療養中にやむを得ず、転職活動をしなければならない状況が往々にしてありますのでその点について解説します。
会社に在職中(休職中)の転職活動
会社に在籍している場合、自分で転職先を探したり、民間の転職サービスを提供する会社(リクルートやDODA)に登録し、面接や試験を受けることはできます。
転職活動をしていることを会社に知られない限り、いいか悪いかは別として問題にはなりません。(通常、知られることはありません。)
ただ、会社を休職していることを隠さなければ、ほぼ転職は不可能です。実際、転職活動中に休職しているか聞かれることはないので、黙っていればわかりません。
しかし、聞かれた場合は嘘をつくわけにはいきませんので、できれば、有休で休んでいる間に転職活動してしまう方が良いと思います。
しばらく休職した後、体調が回復したら有休を使って休んで、その間に転職活動をすれば嘘をつくこともないと思います。
会社を退職した後は
まずはハローワークに離職票を提出します。傷病手当金を受けている状態であれば失業保険の受給期間の延長申請をして療養に専念し、病気やケガが治ったら求職の申し込みをして、失業保険をもらいながら、就職活動をします。
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ダブルでもらえる?傷病手当金と失業保険
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傷病手当金をもらっている状態でハローワークを通さずに、自分で転職先を探したり、民間の転職サービスを提供する会社に登録して、転職活動をすることはできます。
ただ、この場合は前職の退職理由などは確実に聞かれますので、どのように答えるのか正解はありませんが、考えておく必要があります。
しかし、体調が悪かったので転職してバリバリ働ける自信もなく、うまくいきませんでした。結局、転職活動をやめて会社を退職し、療養に専念しました。そして、体調が回復した後、ハローワークの紹介で無事に転職することができました。
今思えば、先に会社を退職してしまうと無職の期間ができてしまうので、療養期間が長引けば長引くほど転職には明らかに不利になります。療養が長引くのであれば休職した状態で会社に在籍して傷病手当金をもらいながら療養し、病気が治ったら転職するか今の職場に復帰するか考えてもよかったのかなぁと思います。